思考囲い/Thoughtseize

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Card of the Day -今日の1枚- 2013/09/17

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朗報だったのではないだろうか。あの最強の1マナハンデス《思考囲い》が「テーロス」に再録される―――いつも新セットのスポイラーがあがりはじめた頃に流れるお約束の噂だ。

 

しかし今回は違った。

 

噂はあっさりと公式プレビューで肯定され、入手困難となっていたこのカードが現行販売パックから出てくることとなった。

 

青天の霹靂とはこのことだろう。

 

さて、そんな《思考囲い》。

 

強力なのは今さら言うまでもないだろうが改めて紹介しよう。

 

まず、「ローウィン」のプレビューに登場した時。多くのプレイヤーが驚いたものだ。

 

待ちに待った1マナハンデス、しかも落とせるカードは土地以外ならなんでもOK、ときたものだ。

 

この手のハンデスの代表《強迫》は現役時代メインから4積まれるものであったが、度々クリーチャーしかいないハンドを見せつけられたりしたものだった。

 

もうそんな悩みはない。

 

2点さえ払えばなんでも落として良いのだ。

 

よりビートダウンにも耐性がついたこのカード、発売と同時に使われないフォーマットが存在しない最強の手札破壊として君臨したのだ。

 

手札破壊(ハンデス)は度々打消し呪文(カウンター)と比較されがちである。

 

ハンデスの利点は、自分からアクティブにしかけて必ず1:1交換が取れるところであり、カウンターの利点は不意に降りかかる相手のトップデッキにも対応出来るその柔軟さだ。

 

これのどちらを用いるかは、最終的・究極的には性格や好みに委ねられるのだろう。

 

筆者としては、強さが変動しがちな《呪文貫き》よりも先手でも後手でも強さを失わない《思考囲い》を使って自分から攻め立てていく方が好みだ。

 

特にこのカードがスタンダードに存在した頃、必ずやこのカードで1ターン目に処理しなければならないカードがあった。

 

それは《苦花》。1枚でゲームを決めるこの強烈なカード、使われる方は勿論使う側でさえ、ライフの損失がキツいのは十分承知の上で同じく相手の《苦花》或いは《思考囲い》を抜くために共存しているのが当たり前だった。

 

今回は強力な1マナのカードを紹介したが、今週はこの調子で1マナウィークとしてやっていきたいと思う。


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