BIGs 人見将亮 みっくすは「Death's Shadow Aggro」についてかく語りき

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オーストラリアはブリスベンから成田空港へ向かう飛行機内、前席の全力リクライニングにも負けず執筆しているわけですが、みなさんお元気ですか。

今風に言うなら、モダンフレンズのみっくすです。

 

※飛行機はこの後悪天候のため成田へ着陸できず、羽田に緊急避難。給油のあと成田へ戻って着陸するというファンタジーがあった為、機内に4時間缶詰でさらに執筆が捗ったという事実を風化させてはならない。

 

さて、今回は2月16日からオーストラリアで開催されたGPブリスベンに参加したことと、今まで存在していなかった新種のデッキを取り上げる関係で普段より冒頭部分が少し長めの記事になっていますので、サイドボーディングやデッキリストが見たい方は中盤まで読み飛ばして頂ければと思います。

 

ではそもそもなぜ今回「Death's Shadow Aggro」なのか。「Death's Shadow Aggro」ってなんぞやと言う方も多いと思いますので、まずいつも通り概要から説明して行きましょう。

 

【Death's Shadow Aggroとは】

・「SCZ」の低マナクリーチャー群が除去とハンデスに置き換わっているデッキ

・基本コンセプトはハンデス連打→《死の影》or《タルモゴイフ》で2回攻撃

・まれに2ターン目に《死の影》をプレイ→《ティムールの激闘》で3キルも有り

・昂揚システムを組み込んでおり、《ウルヴェンワルド横断》で土地1キープを安定させつつのフィニッシャーサーチ

 

一言で表すなら「土地コンボに有利で除去デッキに少し弱くなったジャンド」といったところです。

 

 

【いつの間にこんなデッキが?】

事の起こりは昨年12月20日、現在の様に禁止改定が行われていない時期に開催されたリーグでLysergが5-0していたこのデッキを見つけたことから始まります。

 

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 ※画像をクリックすると、MOで使用できるテキストデータが表示されます

当時のBGデッキといえば、最強の一角であった「感染」と「SCZ」を倒すために「ジャンド」が最多勢力で、現在のように「アブザン」が跋扈していません。

しかし2017年1月、突然の禁止改定。これによりメタゲームの大幅な変動が確実視され、キルターンの早いオールインデッキは存在しなくなってしまいました。

年が明けたあたりからMOCSプレイオフでスイスラウンドを1位通過したのがこのデッキということが知れ渡ると、MO上では尋常ではない成績を叩き出しました。

使用者が少ない割に圧倒的な5-0率を誇り、有名グラインダーが使用し5-0率も少しずつ上昇して行き、現在に至ります。2月22日現在ではGPブリスベンで22位、GPバンクーバーで1位、3位、4位、13位の入賞歴があるデッキです。北米ではSCGのライター陣が《死の影》というカードをそもそも高く評価しており、それらの記事も豊富なためにいつぞやの「バントエルドラージ」同様、日本よりも遥かに人気のあるアーキタイプでもあります。

 

さて、デッキの成り立ちと内容も何となく掴んで貰えたかと思うので、現在のリストを紹介しましょう。

 

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※画像をクリックすると、MOで使用できるテキストデータが表示されます。

 

【キープorマリガン】

・キャントリップ多めと手札破壊

・2枚以上の手札破壊と除去1枚

・2ターン目に《死の影》がプレイできる手札すべて

・ハンデス、《タルモゴイフ》、《ヴェールのリリアナ》と3ターン動けるすべての手札

 

簡単に言ってしまうと妨害手段ゼロや土地4以上と生物のみ以外の手札はほぼキープでき、それがこのデッキの強みでもあります。ただし、キープ基準は緩くともそれで勝てるかどうかは噛み合いによる部分が非常に大きいデッキです。

除去ばかりの手札でダラダラやりながらフィニッシャーを引くことを期待しても、相手がコンボの場合は一瞬で敗北しますしその逆もあります。

メインボードの勝率は高くはないので悪しからず。

 

 

【デッキが持つ光と影】

プレイできるカードがなくてもショックインしてライフを減らす、という軸で動くのでマリガンした場合や少し多く土地を引いてしまった場合などは耐え忍ぶプレイができずそのまま押し切られてしまいます。

また、《死の影》をプレイするために《タール火》を自分にプレイすることも多くあり、それ故リスクを負って勝利を取ることを嫌う日本のプレイヤーには人気がでないアーキタイプでもあります。

これらの理由からこのデッキとの対戦経験が少ない人も多く、緊張感の高い《死の影》との対戦で1ターンの制限時間内に正解を出せずミスしてしまいがちです。これはこのデッキを使用するメリットの一つと言っていいでしょう。

 

【主軸カードの役割】

デッキのメインとなるカードの役割と一般的なリストとの差、その理由を軽くまとめました。

《死の影》《タルモゴイフ》

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説明不要のフィニッシャー。サイド後に減らすマッチアップはゼロ。

 

 

《通りの悪霊》

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《ミシュラのガラクタ》で自分のトップを見る→いらないカードならフェッチ切ってサイクリング。
3/3の《死の影》へ飛んできた《稲妻》をサイクリングで回避。など渋めの役割が多い。ミラーマッチや「ジャンド」「アブザン」戦では5マナでプレイすることも。

 

 

《ウルヴェンワルド横断》

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基本的には昂揚してから《死の影》をサーチする用の呪文。
これによりフィニッシャー群の水増しができている点がグッド
土地1以外完璧な手札のキープを許容しやすくする役割も。

 

 

《タール火》

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土地、ソーサリー、インスタントまでは落ちやすいがそこからのハードルが高いのがこのデッキ。《通りの悪霊》か《ミシュラのガラクタ》までドローしている場合は、問題ありませんが、そんな都合良く回るはずもなく除去兼昂揚ブーストでもあります。

 

 

《ティムールの激闘》

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初手にほしくない、土地コンボには引かなくても勝てるが横並びする「エルフ」やカンパニー系には介入のされづらさや単体除去が効果的でない面から、追加が欲しくなるカード。つまり、想定するメタゲームによって増減する枠です。

 

 

《未練ある魂》

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対除去コン決戦兵器。苦手な《ヴェールのリリアナ》に対処しつつ、「親和」相手にもサイドインするナイスなやつ。このカードをめぐる攻防用に《最後の望み、リリアナ》を採用しているデッキも存在する。

 

 

《終止》

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《致命的な一押し》と《タール火》だけでは各種エルドラージや《黄金牙、タシグル》を除去できない事と、それらに対するサイドカードを用意しサイドイン率が高いとなると本末転倒なので、いっそのことメインからの採用。

 

 

《手札破壊呪文8枚体制》

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連打したい、初手に何枚あっても良い。
自分のメイン戦略と合致しつつサイド後はより良いカードへ交換していい枠。

 

 

《突然の衰微》

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現状一番変更される可能性が高いのはここ。
除去兼《虚空の杯》対策でもあるが《大渦の脈動》を優先してミラーマッチに強くしたい枠。

 

【Death's Shadow Aggroの有利/不利】

『有利』

親和

赤緑ヴァラクート(ブリーチ含む)

青赤けちストーム

アドグレイス

ウルザトロン

バーン(意外でしょ)

グリセルシュート(緑、グリクシス両方)

純鋼ストーム

アドグレイス

発掘

白系薬瓶デッキ

 

『不利』

エルフ

ジャンド

アブザン

エルドラージトロン

グリクシスデルバー

エスパーコントロール

ジェスカイコントロール

ジェスカイトラフト

青白コントロール

ソウルシスターズ(Martyr Life含む)

 

パッとみてわかる通り、除去戦略がメインのデッキがどうしてもつらく、《未練ある魂》を用いても青系のコントロールデッキ相手は特に厳しい戦いを強いられます。

これらを相手にするとこのデッキの「ライフを積極的に減らしに行く戦略を取りながら相手を妨害し、すばやく勝つ」という条件をクリアすることがほぼできず、トップデッキ勝負になった時にリソースの回復手段がないこちらと、《瞬唱の魔道士》のある青系デッキでは後ろ向き度合いが違う、という点によるものです。

「エルフ」と「ソウルシスターズ」が厳しいのはあまりにもこのデッキと軸が違うことが原因です。1枚1枚の生物に大きな価値はなく、リソース回復手段を持ちながら面で展開してくる「エルフ」と白単はサイド後も相性が悪いデッキと言ってしまっていいでしょう。幸い、これらの2種は大人気アーキタイプというよりは玄人向けなので大きく対策する必要がない点は救いです。それらとは逆に有利なデッキは、まず自分の戦略に集中するようなデッキ全般です。これらのデッキは一度場が整うと途端に爆発してきますが、8枚の手札破壊と合計11枚の除去カードがその戦略をしっかり妨害します。

※2月16日からMO上で現れた「白黒緑鱗蛇」デッキと一瞬流行した「赤単氷雪コン」「赤黒デミゴッド」との相性は試行回数が不足しているので検証中とします。

 

【主要デッキへのサイドボーディング】

 

今回ここに記載するサイドイン/アウトはあくまでも今回紹介するリスト限定の例です。

最終的には貴方自身の現場判断で相手の構成から逆算して行ってもらう必要がありますが、アドリブで考える事もマジックの楽しみということで、一つ。

 

 

「ジャンド」

in:4《未練ある魂》、1《コラガンの命令》、1《終止》、2《集団的蛮行》

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out:3《コジレックの審問》、2《ティムールの激闘》、3《タール火》

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厳しいマッチアップ。火力のある相手なので中盤、どこまでライフを減らすかが焦点。
一つのラインとして7点をキープするというのもありますがキルターンを早めるためにショックインするとあまりいいことはありません。

予想される相手のサイドカード:《最後の望み、リリアナ》《滅び》《仕組まれた爆薬》《台所の嫌がらせ屋》

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「アブザン」

in:4《未練ある魂》、1《コラガンの命令》、1《終止》、2《集団的蛮行》

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out:3《コジレックの審問》、2《ティムールの激闘》、3《タール火》

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相手が《闇の腹心》型アブザンの場合に後手はハンデスから《闇の腹心》でマウントを取られなたくないので《ヴェールのリリアナ》を減らして《集団的蛮行》を追加で1枚入れても良いでしょう。相手の飛び道具は《包囲サイ》のみですが、《最後の望み、リリアナ》で《未練ある魂》ゲーをさせてもらえなくなりがち。

予想される相手のサイドカード:《最後の望み、リリアナ》《滅び》《仕組まれた爆薬》《虚無の呪文爆弾》

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(編注:「ジャンド」及び「アブザン」のBG系を相手にした場合、もし相手が手札破壊の枚数を減らしている=トップ勝負を挑んできているとわかった場合は、こちらも手札破壊を8枚全抜き・《残忍な剥ぎ取り》やリリアナの処理に役立つ《タール火》は残す、というプランもあるという話がありました。)

 

 


「グリクシスコントロール」

in:4《未練ある魂》、2《外科的摘出》、1《終止》、1《コラガンの命令》

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out:2《ティムールの激闘》、3《タール火》、2《致命的な一押し》、1《突然の衰微》

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合計3枚の《コラガンの命令》で《大爆発の魔道士》を回収してハンデスしたいところですが、既に十分すぎるほど3マナのアクションを備えており、相手の《忍び寄るタール孔》はこちらを制圧するまで動いてこないのでサイドインせず。BG系と違い、《黄金牙、タシグル》が2ターン目に出てこない限りは不利とまでは言えないマッチアップです。

その他負け筋はペイライフのし過ぎで《稲妻》連打と《謎めいた命令》でタップされつつダメージレースなので、序盤はライフ徐行運転で。

予想される相手のサイドカード:《仕組まれた爆薬》《滅び》

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「親和」

in:3《未練ある魂》、1《終止》、2《古えの遺恨》、1《コラガンの命令》

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out:4《思考囲い》、2《ミシュラのガラクタ》、1《通りの悪霊》

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負けパターンが相手の1ターン目《鋼の監視者》か2ターン目《刻まれた勇者》でそれ以外はただ除去を連打するだけに。
手札破壊をすべて抜かないのは《刻まれた勇者》や《オパールのモックス》を抜いて負け筋を減らすためです。
《ウルヴェンワルド横断》は《血染めの月》をケアするために基本土地をもって来ることが多いと覚えておいてください。

予想される相手のサイドカード《血染めの月》《思考囲い》《急送》

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「バーン」

in:3《集団的蛮行》

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out:2《コラガンの命令》、1《神無き祭殿》

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戦いの軸はBG系との戦いと同じ様にハンデス→《タルモゴイフ》→《ヴェールのリリアナ》か、3点火力2枚で倒されないライフ7~8前後から《死の影》を連打or《ティムールの激闘》
見た目以上に相性は良く、当たりたいか否かで言えば当たりたい方のマッチアップだと思います。

予想される相手のサイドカード:《流刑への道》《跳ね返す掌》

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「RGタイタンシフト」

in:2《大爆発の魔道士》、2《外科的摘出》

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out:2《致命的な一押し》、1《突然の衰微》、1《タール火》

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非常に楽なマッチアップ。ここに何を書こうか悩むほどにイージーウィンが可能です。
《虚空の杯》を対策するのであれば《終止》を《コラガンの命令》へ。

予想される相手のサイドカード:《虚空の杯》《濃霧》

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クリーチャー無しの青白系コントロール全般

in:4《未練ある魂》、2《大爆発の魔道士》、2《外科的摘出》、1《コラガンの命令》

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out:2《致命的な一押し》、3《タール火》、1《突然の衰微》、2《終止》、1《樹木茂る山麓》

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《流刑への道》をプレイしてくるクロックの低いコントロール相手は、どうせグダグダの消耗戦になるため
土地の引きすぎを少しでも減らすため、土地を抜きます。

予想される相手のサイドカード:《仕組まれた爆薬》《天界の粛清》《聖トラフトの霊》《ヴェンディリオン三人衆》

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「ウルザトロン」

in:2《大爆発の魔道士》、2《外科的摘出》、2《古えの遺恨》

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out:2《致命的な一押し》、2《終止》、1《突然の衰微》、1《タール火》

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対「ヴァラクート」よりも《大爆発の魔道士》の価値が高く、アーティファクト破壊が尊く《タール火》も《タルモゴイフ》のサイズUPや《ウルヴェンワルド横断》の昂揚維持に繋がります。
相手が「赤緑トロン」の場合、《燃え柳の木立ち》を起動され続け《死の影》が出せなくなることも。

予想される相手のサイドカード:《虚空の杯》《濃霧》《スラーグ牙》 白入りの場合《流刑への道》

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「エルドラージトロン」

in:2《古えの遺恨》、1《終止》

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out:3《タール火》

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先手時は《大爆発の魔道士》2を入れてもいいでしょう。その場合、《致命的な一押し》を抜きます。
「エルドラージトロン」「バントエルドラージ」に共通することは、これらのデッキは土地コンボではなくクリーチャーミッドレンジであるという視点です。
その為、後手番では場をフラットにすることに徹するので、土地を1枚割っている場合ではありませんし割れば勝てるというものでもないです。

《漸増爆弾》《虚空の杯》《全ては塵》《解放された者、カーン》

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【特徴的なメインおよびサイドカードたち】

 

《致命的な一押し》
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苦手なBGミッドレンジ系の《タルモゴイフ》を後腐れなく排除し、「バーン」や「親和」などへのけん制にもなるキープ基準の追加。

通常のリストであれば《コラガンの命令》や《ゴーア族の暴行者》が1枚採用されている枠を除去に交換しています。

 

《終止》
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おさらいでもう一度。一押しと《タール火》だけでは昨今流行している無色エルドラージトロンや3マナ圏の重要なクリーチャー(《エーテリウムの達人》《変位エルドラージ》)や《黄金牙、タシグル》《グルマグのアンコウ》に対処できません。それらに触れて場をフラットにできるよう追加の除去枠。通常は《魔力変》《集団的蛮行》《ティムールの激闘》の3枚目が入っている部分です。

 

《神無き祭殿》
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サイドボードに《未練ある魂》を採用している関係で1枚だけの採用。

フェッチランドから持ってくる場合は白黒、赤緑の土地2枚セットが並ぶという状況がサイド後は増えます。
相手が上手いとミラーマッチでこの土地を割られることもあり、白黒、赤緑と安易にフェッチしてくるのは危険が伴います。

 

《ゴーア族の暴行者》

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《ティムールの激闘》とゴーア族のいずれかまたはその組み合わせが2枚以上初手にあるとデッキの動きが悪くなってしまうので不採用。

キープ率の向上と前述の除去で場をフラットにして殴り続ける戦略上、必要性を感じなかった為今回は採用を見送っていますが、ミラーマッチや「アブザン」戦で1枚あるとゲームを早期に決められるので、もしかしたら必要なカードだったのかもしれません。

 

《未練ある魂》
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何枚ハンデスを積もうとも、消耗戦になれば半オールイン戦略をとっている上に《闇の腹心》などのカードアドバンテージ獲得手段がないこのデッキでは、対除去コントロール系の勝率をあげることができなかったので、直接それらと消耗戦ができるこのカードをサイドに採用。

《未練ある魂》を採用してから、このデッキの勝率は格段にあがりました。

 

 

【終わりに】

「Death's Shadow Aggro」回、最後までお付き合いありがとうございました。

 

第6回目にしてついにBG系に手を出してしまいましたが、おそらく生粋のBGファンの方は「これちゃうねん!BGってのはもっとさぁ!!」って思われている事でしょう(笑)

「Death's Shadow Aggro」はまだ世にでて数か月のデッキで研究が進んでおらず、先週末で「こういうデッキが存在する」事実が認知されたために今後は対策を取られ、より先を読んだ構築が必要になるかもしれません。習熟にはそれなりに数をこなす必要のあるデッキで、なおかつ危険なリスクを擁したデッキですが、トーナメントを勝ち抜くという点においては非常におすすめのデッキですので一度お試しあれ。ただし!今後研究が進み今よりも遥かに《死の影》が活躍、環境を支配しつづけた場合・・・言わずもがなですよね。その辺は割り切って楽しむのがベスト。

 

実は今回紹介したリストはBigWebでおなじみのくーやんと、晴れる屋Prosの井川君、共通の友人である中尾君の3人と共に意見交換とプレイテストを行って作成しています。

彼らとは1か月ほどGPブリスベンに向けての意見交換や進捗などを報告したり・・・と良いチームでした。僕もリストの更新が有る度に20マッチはプレイしましたが、彼らには今回の執筆にあたりサイドボーディング部分の相談で特にお世話になりましたので、ここで改めてお礼を。@WanderingOnes @kuuyanbm @mocha_kili_san Thank you!

 

次回はスタンダードで開催されるGP静岡が終わってから、「エルドラージトロン」「アブザン蛇鱗」「ランタンコントロール」などの渋めのデッキ特集ができたらなって思っています。

 

それじゃ、ばいばいっ!

 

 

 

 

 

 



 

【おまけ】

お気づきの方もおられるだろう・・・

そう、みっくすはGPブリスベンでこのデッキを使用していないっっ・・・

 

先ほどの感謝とはいったいなんだったのか・・・上っ面・・・口だけっっ・・・

 

という無茶苦茶な話ではなく、単純に僕が「Death's Shadow Aggro」をプレイしている最中の成績が芳しくなく、シーンごとの丸暗記では対応できない手札破壊系のデッキ習熟度不足と、序盤に記したライフを減らす戦略軸へのリスクを重く見たからです。

実際に使用したのはくーやんと井川君だけで、僕は「親和」中尾君は「アブザン」と、それぞれ別のデッキを使用。初日7-2二日目2-4のおむすびころりん系でした。語りき(笑)

 

GPブリスベンは「バントエルドラージ」が最多勢力で、「エルドラージトロン」と「親和」が他より多く、BG系のデッキは不人気で土地コンボも日本より多くみられました。これらはバンクーバーでも同じ傾向だったので、世界的なモダンの流れはこんな感じなのでしょう。メタゲームの参考までに。

 

それじゃ、今度こそばいばいっ!