スリヴァーの女王/Sliver Queen
タグ:Card of the Day, MTGシングル, Sliver Queen, ストロングホールド, スリヴァーの女王, 岩SHOWCard of the Day -今日の1枚- 2013/07/13
スリヴァーの女王/Sliver Queen
スリヴァー一本でやってきた今週の締めくくりには、女王様にご登場願おう。
史上初の5色クリーチャー(1996 World Championは特殊なものなのでノーカウントで)であり、イラスト・フレーバー重視でありながら 強力な能力・ストーリー上での立ち位置などからファンが多く、登場してから今日に至るまで揺るぎない人気を誇っている。
名実ともに女王と呼ばれるに相応しい1枚だ。
実際に、女王はトーナメント・シーンで活躍した。
点数で見たマナコストならば5マナで7/7という理想的なサイズであり、《再活性》の負担が少なくて済むため「リアニメイト」で釣り上げる生物の1枚としては優秀だったのだ。
トークン生成能力も盤面を支配するには十分な力があった。
また、緑であるため《自然の秩序》からの降臨も度々みられた。
常に比較対象としてあがっていたのは《新緑の魔力》。
トークン生成に制限があるか・マナが必要かという面、5色であるが故に《恐怖》は効かないが《紅蓮破》《水流破》で落とされる・あらゆるプロテクションに引っかかるなど、お互いに一長一短である。
大抵は併用され、対戦相手の色・デッキから最適な方がチョイスされた、いわば2枚看板のエースであった。
こと対「カウンタースリヴァー」においては、彼女が圧倒的な強さを示していたのはなんとも面白い。
今日でも、増えに増えたスリヴァー達と様々な組み合わせで無限コンボを達成するためEDHではなかなかに侮れない存在だ。
再録禁止カードであるが故に新枠・Foil仕様が登場することがないのは残念な限りではあるが、そんなファンのためを思ってか「Commander Arsenal」にて、大判カードとして我らが女王は新枠Foilカードのお姿となられたのであった。