ウーラの寺院の探索/Quest for Ulas Temple

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Card of the Day -今日の1枚- 2013/09/19

ウーラの寺院の探索/Quest for Ulas Temple

ウーラの寺院の探索/Quest for Ulas Temple

ウーラの寺院の探索/Quest for Ulas Temple

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「諸君、私は、デカいクリーチャーが好きだ」とその胸に情熱を秘めながらも、それらのクリーチャーが場に出ること・運用することの難易度の高さに諦めて、やむなく軽いクリーチャーを主体としたデッキを組まれている方が多いことかと思う。

 

まだ、緑の連中は恵まれている方だ。

 

レガシーの「エルフ」の強烈なブーストをもってすれば、《孔蹄のビヒモス》の素出しすら容易い。

 

それに比べると、青のファッティ達は少し不遇ではないか。

 

近年の軽いクリーチャーの進化によって、リミテッドでさえその立場を危ぶまれている青の海洋性ファッティ達、クラーケン、リバイアサン、タコ、海蛇。

 

彼らに遂に「ワールドウェイク」で救済がもたらされたのだ!(とは言っても、タコはゼンディカーで登場した《潮汐を作るもの、ロートス》が唯一の巨大生物なので大して待ってはいない)それがこの《ウーラの寺院の探索》だ。

 

条件を満たせば、ターン終了時に禍々しい海の支配者を降臨させることが可能だ。

 

条件の、トップのクリーチャーを見せるというのも、決して難易度の高いことではない。

 

《渦巻く知識》《占い》といった青ならではのライブラリー操作、《師範の占い独楽》《巻物棚》といった強力なアーティファクト達の力をもってすれば、事故を回避しながら奥深き寺院の探索をのびのび行えることだろう。

 

勿論弱点もあって(むしろ弱点しかないと言ってほしくはない)、このカードを用いたデッキでは、このカードがなければその手札をキープすることが事実上不可能であること。

 

所謂「ベルチャー」系デッキとほぼ同じ問題を抱えている。

 

さらに、それらのデッキはまだ一発で勝利出来るから良いものの、このデッキでは出した生物であと2回は殴る必要があるし、それらの生物で被覆や呪禁を持っているものは皆無と言っていい。あっさりと除去されてしまうだろう。

 

筆者はこのカードと大好きな《Polar Kraken》とその仲間達+独楽相殺に《実物提示教育》を入れたデッキを作ってレガシーに持ち込んだことがある。

 

まだ「エルドラージ覚醒」が登場する前の話だ。結果はどうか聞かないでほしい。


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