2014/09/18 静寂の捕縛 - Card of the Day -今日の1枚-

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静寂の捕縛/Bound in Silence

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「オンスロート」以降、多くのプレイヤーはクリーチャータイプのことを「部族」と呼ぶようになった。『部族がマーフォークだったらもっと良かったんだけどなぁ』とか、そんな具合に。

たった3文字で伝えることが出来るのだから、便利なことこの上ない。これ、英語圏の方々は同様に「Tribal」って言ったりしてるのかな?今度GPで外人フレンズに会ったら聴いてみよう。

そうやって浸透した「部族」という言葉が、「未来予知」では突然新しいカードタイプとして登場したのだから驚いたったらなかった。「部族/Tribal」は、クリーチャーでないカードにもクリーチャータイプを持たせるために登場した、新カードタイプであった。その1枚がこの《静寂の捕縛》である。

このカード1枚では、実験的な(悪く言えばネタ要素の強い)カードばかりの「未来予知」の中に埋もれてしまったであろうカードタイプ・部族


だが、《タルモゴイフ》のテキストにて参照するカードタイプであることが明記され、今後増えていく可能性のあるタイプではないかと多くのプレイヤーに思わせることに成功した。この予想通り、続く「ローウィン」では多くの部族である呪文が登場し話題となったのももう遠い日々の事であり、この文章を打ちながらちょっと焦っております。ついこないだのことと思っていたのになぁ。


カードとしては、「レベル」のタイプを持つ《平和な心》である。

レベルであるということは、レベル達特有の「リクルート」能力によりライブラリーからサーチしてくることが可能である。

呪文がクリーチャータイプを持ってどうするんだという疑問を、一瞬で払拭してくれる良く出来た1枚だ。この1マナ重い《平和な心》、普通に使用すれば被覆や呪禁を持つクリーチャーにはつけることが出来ないが、リクルート能力でライブラリーから直接場に出される場合は、これらの能力を持つクリーチャーにも貼り付けて動きを封じることが可能だ。

オーラが「場に出る」時には、何かを対象にとる訳ではない。《補充》などで釣り上げた時にも同様に挙動を見ることが出来るが、このカードはそういった手間をかけずとも《レイモス教の副長》から簡単に引っ張ってきて《最後のトロール、スラーン》を隠居させることが可能だ。

例え破壊されても《果敢な勇士リン・シヴィー》で何度も使いまわすことが可能。ほら、こういうこと書いてたら久々に「リベリオン」回したくなってきた。傭兵との格差社会は広がる一方だってぇ!

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