大いなる恐慌/Widespread Panic

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Card of the Day -今日の1枚- 2015/04/06

大いなる恐慌/Widespread Panic

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多忙である。やれることが増えれば、やることが増える。これまでやらなかったことが、やらなくちゃいけないこととなる。一週間もあっという間に過ぎて行く。「今日の1枚:Card of the Day」を書くのも遅れがちで、待ってくださっている方がもしいるのであれば申し訳ない限り。遅れてしまってもしっかり書くことで、償いとしたい。今日は飛ばすぜ。 しかしまあ、前までが暇だったなんてことは絶対にないんだけども、一週間の流れは着実に変わったなと思う。そんな最近の一週間の僕の状況を、カードに準えるのを今週のテーマとしよう。今週のテーマは「ウィーク・ウィーク」!うまく言ったつもりだが何でもない、あなた疲れてるのよ。

 

月曜日は基本的に忙しい。週末にスタックに積まれた仕事を片付ける必要があるからだ。これがなかなかたまる週と、そうでない週で別れるのだが...今週月曜はストーム10の《苦悶の触手に》襲われた気分だったな。パニックとまではいかないが、MO複数面同時打ちってこんな感じなのだろうと思った。僕は下手だし集中力もないので、他面打ちなんてとてもじゃないけど無理だ。2面打ちで両方テンパイな初手でノリノリ状態なら、あるいは...いや、相手が何らかのアクションを起こして2択なんか迫ってきたら、一瞬で恐慌状態に陥るだろう。

 

恐慌にまつわるカードなら、マジックの世界にもそこそこの種類が取り揃えてある。いつになく無理がある導入だが許してほしい。恐慌の名を冠するカードでも新顔で、かつマイナーな1枚であるのが今日の1枚:《大いなる恐慌》。『統率者2013』に含まれる赤のレア枠の1枚である。こういうネガティブな単語を含んだ赤のカード、それもエンチャントなんてのは基本的にロクでもないカードなもんだが、例に漏れずこれもロクでもない。プレイヤーがライブラリーを自身の手によってシャッフルする度に、その手札を1枚トップに乗せることを義務付けられる。ある種の手札破壊のような妨害カードで、混沌を担当する赤でも非常に珍しい効果を見せる。

 

これが貼られている状況だと、サーチすること自体がアドバンテージの喪失になる。手札がなければ、というものではない。例えば手札が《冥府の教示者》や《石鍛冶の神秘家》1枚だけという状況だと、これらは機能不全に陥る。なかなかイヤらしいアンチカードである。

 

ただし、アンチするところが狭すぎるのが弱点でもある。同じ統率者シリーズ赤レアの先輩である《締め付け》との差は明確だ。これがこちらから相手にシャッフルさせてもOKだったりしたら《Soldier of Fortune》で面白いことが出来たんだけどなぁ。


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