2015.06.27 text by Matsumoto Yuuki
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●A定食とは? 日本におけるマジックの黎明期、そこには1ターン目から行われる魔のアクションが存在した。最初からクライマックスと呼ぶにふさわしいその動き...
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先手1ターン目のこのアクション、何もできずに2ターン目を返せばランダムハンデス地獄の始まりだ。お手軽にして、極めて殺傷能力の高いこの組み合わせ。最早コンボと呼んでしまえるそれは、日本各地の店舗大会で毎日のように叩きつけられた。日常にありふれたこのアクション、いつしか人々はそれを
「A定食」
と呼ぶようになった。昔ながらの食堂で必ずこの名を目にする様に、マジックにおけるド定番であるということを意味しているこの例え、語感の良さ・謎のシックリ感により日本全土に広まった。この死霊の強襲に対して《剣を鍬に》や《稲妻》で撃退することも含めてA定食と呼んだり、あるいはクリーチャーが《巨大化》されるのに合わせて火力で焼かれる、などの他のありふれたシーンもこの名で呼んだりと、古くからマジックを楽しむプレイヤーには馴染みのある用語である。 2ターン目《石鍛冶の神秘家》からの3ターン目エンド前《殴打頭蓋》着地という動きも、A定食と言うことが出来る。
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ダリチュもヒッピーも去って行った今日。久しく聞かなくなったこの用語を、再びトーナメントシーンで耳にすることは出来ないだろうか? BIG MAGICの記事から生まれたオリジナル・アクションが環境の定番になる...「BMのA定食」なんて言われたら素敵じゃないか(もはや何屋かわからなくなってしまうギリギリのラインな気もするが)。 全盛期である現マジック界に存在するカードは、そのデザインを黎明期のそれと大きく変えた顔ぶれとなっている。この新たな時代に、新たな定食を生み出す料理人...おあつらえ向きな、今ノリにノっている男が1人いるじゃないか。コックコートにコック帽を被っても似合いそうだ。それに、まさしくその名も「Aさん」だしね。以上、Text by 岩SHOWでした。それでは本編をお楽しみください!
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●料理長紹介 どうも、松本友樹です。 前回グランプリ千葉の優勝レポートを書かせて頂きました。 そちらをご覧下さった方はお久しぶりです。 初めてという方、初めまして。 前回の記事にも自己紹介はありますが、もう一度簡単な自己紹介をさせて頂きたいと思います。
改めまして、松本友樹(マツモトユウキ)です。 私は未だプロツアー参戦経験の無いプレイヤーですが、運よくグランプリトップ8に2回。そのうち片方は優勝する事ができました。 どちらもリミテッドの大会ですが、私は本来構築が大好きなプレイヤーでして、こうして今回構築の記事を書かせて頂くことになりました。 今まで私が作ったデッキとしては、市川ユウキプロが使って有名になった「エスパーメンター(松本ハーレー)」があります。
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他にも色々作っていまして、有名ではありませんがもしかしたら知っている方もいらっしゃるかもしれません。 ちなみに、私が自分で作った中でお気に入りなのは最近の作品で「《揺るぎないサルカン》コントロール」です。
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プレインズウォーカー、大好きなんですよね。
さて、今回の記事ですが・・・ 「A定食」、という強力なアクションの名前がタイトルにもなっていますね。 私はこのA定食と何の関わり合いも無いどころか、実はA定食というものをこの記事を書くにあたって初めて知りました (編:松本さんのマジック歴は『ミラディンの傷痕』から。永らく用いられていない用語なので知らなくて当然だ)。
だというのに何故、私の記事でA定食が取り上げられているかというと・・・ 私は、一部のコミュニティでは「Aさん」と呼ばれているのです。 何故「A」かというと、関東の草の根大会、PWC等で私と同姓同名のマツモトユウキさんと何度かご一緒することがありました。 その際にどちらがどちらかわからないので、区別する為にA、Bと名前の末尾につけていたのです。 それが何度かあったものですから、ジャッジの方や店員さんなどにAさんと呼ばれるようになり、それが広まってしまったのです。 ちなみに、マツモトユウキA,Bに加えてCさんまで確認しております(残念ながら3人が一堂に揃ったことはありませんが)。
さて、そんなかつての強アクション・A定食とは何の関係も無い私ですが、せっかくあだ名がAなので、新しい時代のA定食と呼ばれるものを見つけられたらなと思います。 このコラムでは定番アクションになる可能性を秘めたシナジーを探求、デッキ構築を行っていきます。 それでは、よろしくお願いします。
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●今回の食材 さて、新しいA定食を目指すにあたって、今回のメインとなる食材を見てみましょう。
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《神々の兜》 ① アーティファクト・装備品装備しているクリーチャーはあなたがコントロールするエンチャント1つにつき、+1/+1修正を受ける。 装備コスト:①
BIGMAGICのプレビューで紹介されたカードですね。 深夜に公開されましたが、見た瞬間にビビっときて「記事を書きたい」と思いました。ちょうどこのA定食記事の連載を開始する話もあったので、その頭に持ってこさせていただきました。
このカードを見た時、多くの方が思ったのではないでしょうか。
「新たなる《頭蓋囲い》だ!!!!!!」
実際、私もそう感じました。 しかし、冷静になってじっくりとカードを見てみると、実は《頭蓋囲い》とは大きく異なるカードです。 食材を理解してその持ち味を引き出してあげなければ、おいしい定食は作れません。 まずは、皆様も良くご存知の《頭蓋囲い》と比べて、強い点・弱い点を考えてみましょう。
・強い点 ①キャストが1マナと非常に軽い ②タフネスもあがる
という事で、特に①が本当に強烈です。 ここだけでも本当に強力なカードに仕上がっていると思います。 その上タフネスも上がるのですから、《神々の兜》を付けた1マナクリーチャーが最近活躍している各種ドラゴン達を一方的に殴り倒す事も多々見かけられることでしょう。
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また、線が細いクリーチャーでも強大なブロッカーとして盤面を支えることが可能になります。 実は、これを見てしばらくタフネスは上がらないものと思い込んでいました。 それでも強い!と感じていたのに、タフネスまであがってしまうなんて・・・なんて強いのでしょうか。
しかし、主張が強い食材は扱いづらいものです。 このカードも良い点だけではありません。 弱い点も存在しています。 そこにもしっかりと目を向けていきましょう。
・弱い点 ①自身がアーティファクトであるのに、参照するのはエンチャント。《頭蓋囲い》は最低でも+1/+0が保障されていたが、こちらは最悪何もしない。 ②アーティファクト・クリーチャーの絶対数に比べ、エンチャント・クリーチャーの絶対数が少ない。アーティファクト・土地が存在したのに比べてエンチャント・土地は存在しない。
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《メムナイト》や《羽ばたき飛行機械》のような0マナでばら撒けるエンチャント・クリーチャー。
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《オパールのモックス》や《バネ葉の太鼓》のような軽くて展開を支えるエンチャント。
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《墨蛾の生息地》や《ちらつき蛾の生息地》、《ダークスティールの城塞》のようなエンチャントカウントできる土地。 これらがいずれも存在しない為、《頭蓋囲い》に比べると爆発力が低くなってしまいます。
もし、《頭蓋囲い》がこの《神々の兜》と同じ1マナであれば、2ターン目にパワー5以上の飛行クリーチャーが殴り始めても全くおかしくありません。 《頭蓋囲い》が1マナでないのにはそれ相応の理由があります。 そして、この《神々の兜》が1マナで許されているのにも理由があります。 《頭蓋囲い》は3ターン目には+3点程度は保障してくれたはずです。
しかし、《神々の兜》はいいところ+2程度。 《頭蓋囲い》と同じように考え、同じようにデッキを作れば、全く何もしない。 あるいは、《神々の兜》を引かなければ何もできない、なんて事もあるはずです。 ですので、デッキを作る前にきちんと理解しておかなければなりません。 《神々の兜》は《頭蓋囲い》とは異なる価値を持ち、異なる使い方を持つカードだという事を。
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●調理開始 さて、《神々の兜》を使ったデッキを考えていってみましょう。 先ほど散々《頭蓋囲い》と比較して異なるカードだと述べましたが、やはり根っこは同じタイプの装備品。 違いはありますが、一緒に使って強いカードの系統は同じです。 つまり、
・低コストの回避能力持ちクリーチャー ・低コストのエンチャント・カード
となります。
それを踏まえて、既存のデッキにすんなり入るものがあるかどうかを考えてみましょう。 ・・・うーん、完全にマッチする!というほど丁度良いデッキはなさそうですね。 一応、「青単信心」と「緑黒《倒れしものの力》デッキ」の2種が使える可能性を持っているかもしれません。
「青単信心」は現状、様々なタイプがあります。
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その中で、《惑乱のセイレーン》を使うものがあります。 このカードは、まさに最高の相性を持つ1枚と言えるでしょう。 しかし、「青単信心」にはエンチャントの枚数はそう多くありません。 せいぜい+2/+2程度では、単体で弱いカードが多いこのデッキでは力不足でしょう。 そこをどうにかして補う必要があります。
それに比べると、「緑黒《倒れしものの力》」はデッキ内のエンチャント数が多いので高い修正を期待しやすいです。 しかし、墓地を肥やす方が主眼で盤面に並べるという事を強く意識しないこのデッキでは、《倒れし物の力》が絶対的に優先されるはずです。 5枚目、6枚目の倒れしものの力枠として採用出来るかもしれませんが、4枚採用するのは厳しいでしょう。
ということで、今あげた2つのデッキにそのまま《神々の兜》を4枚採用するのにはリスクが伴います。 うまく使うために構成を工夫するか、あるいは新しいデッキを考える必要がありますね。
・《神々の兜》を引き立たせる食材を見つけよう それではここまでを踏まえて、神々の兜を引き立たせることが出来る付け合せとなる食材をさがしましょう。 使いたいカードがたくさんあるデッキなら、強いデッキができるはずです。 まず、相性がよさそうな軽いエンチャントとエンチャント・クリーチャーを見てみましょう。 現行のスタンダードに存在するのは...
白
《希望の幻霊》 《ニクス生まれの盾持ち》 《神話実現》 《ニクス毛の雄羊》 《ヘリオッドの槍》
青
《惑乱のセイレーン》 《アーティファクトの魂込め》 《軍事情報》 《鐘音の一撃》 《雲変化》 《海の神、タッサ》
黒
《節くれの傷皮持ち》 《悪意の幻霊》 《脳蛆》 《責め苦の伝令》
赤
《ニクス生まれのお調子者》 《槌手》 《ドラゴンのマントル》 《モーギスの軍用犬》 《大歓楽の幻霊》 《常炎の幻霊》
緑
《神秘の痕跡》 《倒れしものの力》 《遮る霊気》
マルチ 《岩へのつなぎ止め》(実質、白赤のカード) 《死の国の造幣工》 《苦悶の神、ファリカ》 《通行の神、エイスリオス》
1マナのエンチャント・クリーチャーは無条件に。 また、2マナでも素のスペックが高いものは選択しました。 3マナ、そして非クリーチャーのエンチャント・カードは置きやすいものか、置いて効果が高いものだけを選定。
これらの中で、特筆すべきは赤と青のエンチャントの豊富さです。 青は非エンチャント・クリーチャーも回避能力持ちが豊富な上に、《アーティファクトの魂込め》を使う為に必要な《はばたき飛行機械》を《軍事情報》や《神々の兜》が肯定できます。 青を軸に組めば、シナジーが豊富な面白いデッキを組めそうです。
赤は1マナのエンチャント・オーラが優秀なのに加え、エンチャント・クリーチャーの質が非常に高いです。 赤単色でも強そうですし、色を足しても強いでしょう。
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さらに、《予言の炎語り》は上に上げたエンチャント達と相性が良い上に、二段攻撃により《神々の兜》の打点向上をこの上なく活かせます。 また、装備した時点で打点があまり増えなくとも、自らそれを向上するエンチャントを持ってくることができる(可能性が高い)上に、《神々の兜》そのものにアクセスする可能性を高めます。
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エンチャント・クリーチャー達は授与コストの軽さから《アクロスの重装歩兵》などの英雄的クリーチャーとも高い親和性を持ちますね。
黒・白にも魅力はありますし、緑にも可能性はあります。 しかし、これだけ豊富なカードがあるのですから、ここでは青か赤に注目することにします。
・食材を決定して、調理する さて、青か赤のどちらかにしようということが決まりました。 まとめてみると 青には「飛行」「ブロックされない能力」をもつクリーチャーがたくさんいます。
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また、《アーティファクトの魂込め》と《雲変化》という強力なエンチャントでありクリーチャーとして運用できるカードも。
赤には1マナのエンチャント・パーマネントが3種類ある上に、除去も優秀で、3マナには非エンチャントながら相性抜群の《予言の炎語り》が。 以上のように、どちらもとても魅力的です。
しかしここでは、より《神々の兜》を活かせると思う方を選びます。 低コスト回避能力持ちクリーチャー+装備品というものは、リミテッドから構築まで圧倒的な強さを発揮します。 線の細いデッキが、タフネスの+修正によって盤面を支えられる事ができるようになる、という部分も評価して青いデッキを選択したいと思います。
・デッキ構築開始 さて、まずは全体の構成です。 《神々の兜》を生かす為に
・軽い回避能力クリーチャー ・軽い妨害手段 ・軽いエンチャント・カード
この3項目を意識します。
まずクリーチャーを考えましょう。 1マナ以下のクリーチャーとして、《羽ばたき飛行機械》《惑乱のセイレーン》の採用が確定しています。 さらに、1ターン目に確実にマナを使って動くため、また《軍事情報》の威力を上げるためにも、もう1種類の1マナクリーチャーがほしいです。 そこで、《グドゥルの闇潜み》を選択します。
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このクリーチャーは、中盤に引いてくればパワー2の回避持ちとしても活躍可能ですので、中々悪くないスペックです。4枚使いましょう。 これで1マナ以下が12枚。十分です。
次に2マナ。
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ここでは《層雲の踊り手》を4枚選択したいです。 2マナの回避能力持ちに加え、マナフラッド時には5マナの優秀なクリーチャーに変化しますし、《グドゥルの闇潜み》と合わせれば、タップアウト時の変異クリーチャーがマスト除去に変化するなど、細かいシナジーも多い、強力なクリーチャーです。 エンチャント・クリーチャーとしてはカウントし辛いながらも、これのみで勝てることも多い《アーティファクトの魂込め》も文句無く4枚です。 《神々の兜》が1マナというのもあり、かなりの確率で2ターン目に5/5を生み出せます。
そして3マナ。 まず、《雲変化》。エンチャントとしてカウント出来るクリーチャーでありながら、飛行・呪禁と高スペックで、《神々の兜》を装備する先として最も信頼できます。4枚。
そして、青のエンチャント・クリーチャーの頂点に君臨する《海の神、タッサ》。 このカードを勿論採用しようと当初は思っていたのですが、ここまでの中身を見てみるとほとんどが元々回避能力持ちです。 「ブロックされない」という能力に価値があまりなく、また大変異持ちやアーティファクト・クリーチャーの採用、トリプルシンボルのパーマネントが無いという点から、顕現(所謂クリーチャーである状態)もし辛いということで不採用とします。
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長らく青単を選択する理由となっていた《波使い》。 このカードも、4マナという重さ、そして信心の貯めづらさ、このカードが無くても十分に勝てるはずという観点から、少なくともメインボードには不採用にしたいと思います。
ということで、クリーチャー枠が決まりました。 全部で24枚です。
次にクリーチャー以外のエンチャントを入れましょう。 まず、《鐘音の一撃》。 このカードは序盤において万能除去で、しかも待望のエンチャントです。 デッキに入れない理由は無いということで4枚。
そして《軍事情報》。 1マナ以下のクリーチャーが12枚も入っているデッキですから、このカードの能力は十分に活かせるはずです。 ただ、あまり多く引いて肝心のクリーチャーが引けないと本末転倒です。 少し抑え、3枚にしたいと思います。
最後にクリーチャーでもエンチャントでもないカード。 土地が20枚必要と考えると、残りは5枚です。
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まず、《幽霊火の刃》を選択したいと思います。 1マナでアーティファクトのカウントを増やしつつ、腐りがちな《羽ばたき飛行機械》を戦力にするとともに、3種類の変異カード(《雲変化》《グドゥルの闇潜み》《層雲の踊り手》)に1マナで装備できる優良カードです。 とはいえ、《神々の兜》がすでにありますので、装備品ばかりになってもよろしくないということで1枚に。
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最後の枠として、《頑固な否認》を入れたいと思います。 あらゆる除去を1マナでキャンセルできるこのカードは、このデッキにとって最高の1枚となるでしょう。 2ターン目に《アーティファクトの魂込め》、3ターン目に《頑固な否認》を構えるというアクションには、この環境のどんなデッキでも対応できません。 "獰猛"が達成できていなくとも、このデッキのように1ターン目からガシガシ動いてくる相手に対して、常に1マナ立たせて動くというのは困難です。魂込めを引こうが引くまいが、殆どの場合、1マナの《否認》となります。 つまり、4枚採用です。
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●完成! ということで完成です。 以下がデッキレシピになります。
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sample deck |