「コンプリートモダン」クイックインタビュー

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「コンプリートモダン」クイックインタビュー text by tomoya tsujimoto 現在11月21日午前10時、会場である国際展示場二階ではGP神戸本戦が開催されている。 《ヴリンの神童、ジェイス》や《包囲サイ》の飛び交うスタンダードは魅力的だ。 だがマジックはスタンダードだけではない。優勝賞品である戦乱のゼンディカーfoilコンプリートセットを手に入れるため、また己の実力を試すため41人のモダンプレイヤーが鎬を削った。 今回はそのモダンプレイヤーの中から3人の方に現在のモダン環境についてのインタビューを行った。インタビューを受けていただいた方達は対戦カバレージでも取り上げているのでそちらも参考にしていただきたい。 菅俊也さん(カルドーサレッド) 寺脇功士さん(親和) 高寺利寿さん(緑白呪禁) -モダンで強いと思うデッキ、TOP3は何ですか? 菅 : 「うーんどれも強いかな……今日使ったカルドーサレッドはすごく強かったですね」 寺脇 : 「アミュレットブルーム、リビングエンド、青白コントロール」 高寺 : 「赤緑のトロンと、ジャンド、それと双子」 -最近のエキスパンションでモダンに影響を及ぼしたカードは何ですか? 菅 : 「特に思いつきません」 寺脇 : 「オリジンの《ギラプールの霊気格子》が親和のサイドで強いです」 高寺 : 「使用している緑白呪禁に《ドロモカの命令》が入りました」 -モダンの魅力は? 菅 : 「いろんなデッキがあって、どのデッキでも勝てる所です。今日も思っていたより勝てました」 寺脇 : 「やっぱり自分の好きなデッキが使える点ですね」 高寺 : 「昔活躍したデッキを使える点です」 インタビューの結果個々の持っている強デッキのイメージはかなりばらついている事がわかった。 モダンではデッキ相性が重要であり、また一定の強さのデッキが多数存在している点がばらつきの理由ではないだろうか。 過去には支配的なデッキが存在していたシーズンもあったが、現在のモダン環境はまさしく群雄割拠そのものだ。 そしてモダンの魅力についての意見は逆にほぼ一致するものとなっている。 自らの愛着のあるデッキをプレイでき、勝つ事もできる。なんと素晴らしいフォーマットなのだろうか。 モダンのカードの値段にハードルの高さを感じている方も是非一度プレイしてみて欲しい。