日下部恭平『くーやんの「今」、これを買え!』第25回
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※初めて読む人は第0回からご覧いただけるとこの記事の趣旨がわかるかと!
さて今週もやってまいりました!買い時のカードを紹介するお時間です。
今週末はいよいよWorld Magic Cupですね!
日本代表チームのご活躍を期待しております!
他にも晴れる屋さんでVintage神決定戦も開催と、注目のイベントが目白押しです!
そんな中、買い時のカードはこちらです!
《概念泥棒/Notion Thief》
Vintage、統率者戦、たまにレガシー...と地味~にエターナルフォーマットで採用され続けているマニアックな生物ですが、こいつもお約束の高騰条件を満たしております!
「下の環境(エターナル)で使う」
「代わりがいない」
「青い」
「4枚使える(使うとは言っていない 笑)」
「人気の無いセットに収録されている」
と、ちょっと無理矢理な部分はありますが、ある程度の条件は満たしております!
さらなる高騰条件「軽い」には4マナのカードなので当てはまりませんが、このカードにおいてはここが逆に強いポイントだったりします!
そうです、エターナル環境でよく見る万能・定番除去《突然の衰微》が効きません!
...ということでかなりポジティブに捉えていますが、実際弱いカードでは無いので再録が無い限り緩やかに上がるでしょう。
現在海外サイトで1ドル以下、日本でも200円以下で手に入ります...特にこのカードを気にしていなかった人も1、2枚くらい安い時に揃えておいても良いのでは?
先週の《闇の誓願》と同じような理由で日本語Foilも気になる方は早めに集めるべきカードです!!!!
《苦い真理/Painful Truths》
3マナの"収斂"で最大3ドローのこのカード、《骨読み》と比較されますし、スタンダード環境ではそちらの方が優先される場合もありますが実は《宝船の巡航》と《時を越えた探索》の2大ドローカードを失ったレガシーのデッキで1、2枚採用されだしています。
スタンダードでも引き続き使うでしょうしレガシーでもある程度の需要が出てくる可能性があるので、現在の1ドル以下、日本でも100円ほどというのは不当に安いのでは...少なくともほぼ使われていない《破滅の道》とかよりも値段が安いのはおかしい!
ということで『戦乱のゼンディカー』がまだ市場に溢れているこのタイミングこそ一番安いと思うので、地味に値段が上がる前に買え!!!!
~手遅れシリーズ~
《空僻地/Glimmervoid》
モダンの「親和」が流行っているせいでしょうか?
少し前まで15ドル前後だったのですが現在は30ドル前後...「親和」以外にもアーティファクト満載の「ランタンコントロール」などでも使われていますし、再録されたといっても初代『モダンマスターズ』ももう2年以上前の話...これからしばらくは高値を維持すると思われます。
他の「親和」を形成するパーツもジワジワ値上がりを続けているので、組もうかどうか迷っているなら買って組め!!
それではまた来週!
ガンバレ、日本!