【GP名古屋2016】レガシー選手権Winter Round2 馬場 大樹(大阪)対 田中 幹人(大阪)
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【GP名古屋2016】レガシー選手権 Winter Round2 馬場 大樹(大阪)対 田中 幹人(大阪)
by Tatsuo Sekimoto
コンボ使いは引かれあうのだろうか。第1ラウンドを終え、幸先の良いスタートをきった二人のコンボ使いをフィーチャーエリアに招いた。
馬場大樹はEternal Party 2015の優勝者。今日も栄冠をもぎ取ったANTを信じ、二つ目の冠を戴くべく参加した。対する田中はペインターコンボをこよなく愛すプレイヤー。無冠ながら地元の大阪でめきめき頭角を現す実力者だ。
二人は同じ地域で活躍するプレイヤー同士だ。これまでも鎬を削りあうことがあっただろう。しかし、今日は負けるわけにはいかない。譲れない一戦が始まった。
Game1
馬場のダイスロールは8。田中は5。互いにほぼ迷うことなく7枚でキープを宣言した。
(馬場 大樹)
先手の馬場は《ギタクシア派の調査》。さて、田中のキープは一体どのような内容か。
《悟りの教示者》
《悟りの教示者》
《丸砥石》
《ライオンの瞳のダイアモンド》
《Tundra》
《Tundra》
《古えの墳墓》
これには流石の馬場もぎょっとした。田中の手札にはすでに2ターンキルの準備が出来ている。
馬場は《汚染された三角州》を起動して《Underground Sea》をサーチしてから《思案》。悩んだ上で、3枚から取ることを選ぶ。
後手の田中の初動は予告通り《丸砥石》。更に《ライオンの瞳のダイアモンド》。
メモした残りの手札をしっかり吟味した馬場は一言呻いた。
馬場「このターンに決めなければ死ぬやん」
返すターンに馬場は《渦まく知識》を唱える。だが、目当てのものはなく《汚染された三角州》を起動してトップをリフレッシュする。もう一度、望みをかけて馬場は再び《渦まく知識》。
しかし、無情にも馬場に打つ手はなくターン終了。
田中はアップキープに《悟りの教示者》を唱えることなくメインフェイズに入り《絵描きの召使い》を唱える。
馬場「なんで《悟りの教示者》を唱えないかと思ったらそういうことか」
見事なドローで田中がメインゲームを奪った。
馬場 0-1 田中
Game2
両者7枚でキープ。
先手の馬場は《ギタクシア派の調査》。
《水蓮の花びら》
《オパールのモックス》
《仕組まれた爆薬》
《悟りの教示者》
《エーテル宣誓会の法学者》
《霧深い雨林》
《Tundra》
その後の馬場は《ギタクシア派の調査》からフェッチランドを起動して《思案》を唱えるというGame1と全く同じ流れでゲームを進める。
(田中 幹人)
対する田中は《Tundra》から《水蓮の花びら》《オパールのモックス》《仕組まれた爆薬》《エーテル宣誓会の法学者》と怒涛の展開。
予測は出来ていたとはいえ、いきなり攻め込まれた馬場は《渦まく知識》。一刻も早く解答を見つけたい。馬場はじっくり悩んだ上で2枚戻し、《霧深い雨林》をセットしてエンド。
田中は《丸砥石》を唱え、《霧深い雨林》をセット。さらに《エーテル宣誓会の法学者》でアタックし、馬場のライフを15点にする。続けて第2メインに《師範の占い独楽》を唱え足場を固める。
エンド前にフェッチランドを起動した馬場は《Bayou》をサーチする。そして自分のメインフェイズに《ギタクシア派の調査》をプレイしてドローを進める。
《師範の占い独楽》によって《悟りの教示者》を引き込んだ田中。《絵描きの召使い》をサーチして、《エーテル宣誓会の法学者》でアタック。
第2メインに《悟りの教示者》でサーチした《絵描きの召使い》を《師範の占い独楽》で回収して戦場に出す。念のため《突然の衰微》をケアしてアップキープに《丸砥石》を起動した田中。しかし、《突然の衰微》を飛んでこず、馬場のライブラリーは吹き飛んだ。
馬場 0-2 田中
田中 win!
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