【BMO Vol.6】BIG MAGIC Invitational Round 3 村尾 圭介(香川) 対 高尾 翔太(東京)

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  Text by 林 翔也   DSC_0033 GAME1 高尾の先手からゲームスタート。 高尾は土地が《コイロスの洞窟》《大草原の川》から《永代巡礼者、アイリ》と展開するも、3ターン目に土地が止まってしまう。 一方後手の村尾はマリガンしているが、《伐採地の滝》《森》から《爪鳴らしの神秘家》と良いスタート。村尾はさらに《空中生成エルドラージ》も追加してマナもクロックも補強するが、ここで高尾は《白蘭の騎士》で戦力と《平地》を手に入れることに成功する。この間にも《永代巡礼者、アイリ》が二度目のアタックで村尾のライフを16とした。 村尾は《ニッサの巡礼》でマナ基盤を磐石にしつつ、飛行のとまらない高尾に対して《空中生成エルドラージ》でアタック。お互いに2点クロックずつの静かなダメージレースが繰り広げられる。 《空中生成エルドラージ》が産み落とした末裔トークンを《反射魔道士》で消し、少しでも村尾の勢いを減速しようとする高尾だが《見捨てられた神々の神殿》を置いての村尾の行動は《希望を溺れさせるもの》で、その勢いが止まる兆しが無い。 高尾はアタック宣言が通った後に《希望を溺れさせるもの》本体に《残忍な切断》をプレイ。アタックが全て通って村尾のライフを6まで落とし込むが、ここで7枚目の土地が置かれ《見捨てられた神々の神殿》が2マナを生み出すようになる。末裔トークンを生贄にしての《絶え間ない飢餓、ウラモグ》に4枚で止まっていた土地を半分も追放され、これ以上矢が継げない高尾、ここであえなく投了となった。 村尾 1-0 高尾 DSC_0036 村尾 圭介 GAME2 高尾は悩みつつも初手をキープ。一方の村尾はダブルマリガン後にもキープを悩むほどの配牌となってしまったが、キープを宣言。 《ニッサの誓い》で2枚目の土地をプレイ出来た村尾だが、そこで土地がしばらくストップ。それでも《森の代言者》《爪鳴らしの神秘家》《森の代言者》とプレイ出来たが、 高尾は順番に《自傷疵》《自傷疵》《残忍な切断》で応答、さらに《白蘭の騎士》でクロックも用意する。しかし、3枚目の《森の代言者》が現れたところで高尾はそのままターン終了。《白蘭の騎士》はアタックにもブロックにも参加できなくなる。 一度攻撃を通したところで《永代巡礼者、アイリ》を引くことに成功したが、ここでついに村尾も念願の3枚目の土地である《見捨てられた神々の神殿》! クリーチャーでありマナ加速でもある《空中生成エルドラージ》で応戦する。 高尾は冷静に《永代巡礼者、アイリ》の攻撃を通し、これまたやっと引けた5枚目の土地をプレイして《風番いのロック》が仲間を引き連れて着地。村尾は末裔トークンを犠牲にした《爆発的植生》、さらに土地を連続で引き込んでの《精霊龍、ウギン》と最高の形での巻き返しをはかったが、その《精霊龍、ウギン》に《軽蔑的な一撃》がプレイされると、最早ライフが持たなかった。 村尾 1-1 高尾 DSC_0038 高尾 翔太 GAME3 今度は後手の高尾がマリガン。《伐採地の滝》《乱脈な気孔》とお互いにミシュラランドを置きあい、2ターン目に高尾は《永代巡礼者、アイリ》、村尾は《ニッサの巡礼》とお互いに勝つための準備を進める。そこからお互いに動きは無く、5ターン目に高尾が《風番いのロック》をプレイするとその返しには《見捨てられた神々の神殿》の支援を受けて《精霊龍、ウギン》が顔を出す形となった。《精霊龍、ウギン》の効果により場は更地になるが、《乱脈な気孔》により早々と退場。 しかし、ここからが普通のランプデッキとは一戦を画すエルドラージランプならではの展開となった。まず、村尾は《世界を壊すもの》をプレイ。《軽蔑的な一撃》で打ち消されたものの、《ウギンの聖域》で2枚目が手札へ。次の《世界を壊すもの》も《軽蔑的な一撃》で打ち消されるが、追放でなければまた再び戦場へ戻ってしまう。起動、即プレイ。これを2回繰り返すと高尾の土地は次々と追放されていき、さらに5/7が戦場へ。 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》をプレイしてなんとかターンを貰おうとした高尾だったが、《精霊龍、ウギン》がブロッカーも《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》も流してしまうと、2体のエルドラージがそのまま高尾を葬り去った。 村尾 2-1 高尾 BIG MAGIC Open特設ページに戻る