日下部恭平『くーやんの「今」、これを買え!』第74回
タグ:『くーやんの「今」、これを買え!』, 日下部恭平, 読み物どうもどうも~先週末は2か所でモダンのGPがありましたね!
筆者もGPブリスベンへ参加してきましたが、結果は散々でした・・・
とまぁ僕のことは置いておいて、今週末はいよいよRPTQ!そしてあっという間にGP静岡!スタンダードの相場の変更は『アモンケット』が出るまでは無さそうですが、モダンは結構動きがありそうです!
それでは今週も「これ買え」行ってみましょう!
《死の影/Death's Shadow》
先週末のGPは筆者も使用した《死の影》入りのジャンドデッキが大躍進する形となりました。
《ギタクシア派の調査》が禁止されて「Suicide Zoo」というデッキが消滅してしまったので、このデッキの核だった《死の影》は値段が下降気味だったのですが...ここに来て大きくアップ!
『モダンマスターズ2017年版』に収録される可能性もありますが、もし入らなければしばらく高値を維持しそうですし、まだ安いのを見かけたら今のうちに抑えておけ!!!
《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》
元々海外で人気のカードで、それゆえ日本よりも海外の方が高いカードでした。これがモダンの「エルドラージトロン」などが《歩行バリスタ》とこのカードのコンボを搭載しだしたことにより、本格的に高騰!
こちらもモダマスに収録されるか要注目ですね・・・日本語版はまだお安く買えるところもあると思うので、見かけたら1枚は買っておいて損は無し!
《有毒の蘇生/Noxious Revival》
レガシーの「オムニテル」のようなデッキで《狡猾な願い》経由のサーチ用に使われていましたが、モダンの「純鋼の聖騎士ストーム」が複数枚使いだしたため、海外で5ドル前後まで値段を上げています。
やはりファイレクシア・マナのカードは「ぶっ壊れ」が多いですね・・・
おまけ~海外で高いカードシリーズ~
当コラム恒例の「海外でだけ」高いカードをご紹介します!
いつも通り、何度も言いますが「英語版のみ」の話になるのでご注意を!
《市長の笏/Magistrate's Scepter》
『メルカディアン・マスクス』に収録されている怪しいアーティファクトをご紹介!
当時からプレイしている人は懐かしいカードだと思います。
能力も「ターンを得る」と強力な効果なのですが、流石に条件が厳しすぎたのか一度もトーナメントで見たことが無いレベルですね(笑)
そんなこのカードも、案の定カジュアル人気で5ドルまで値段を上げています!
3ドルくらいで買い取りしてくれるところもあるようなので、押入れに英語版を眠らせている人がいたらぜひ発掘してあげてください!
余談ですが、同じ『メルカディアン・マスクス』に収録されている解呪の絵で無慈悲にもぶっ壊されています(笑)
《記憶の壷/Memory Jar》
「メグリム・ジャー」と言うデッキを聞いたことがあるかも知れませんが、そのデッキのエンジンとして暴れまわった挙句、発売後一か月で禁止になった伝説的なカードです。
2017年現在のヴィンテージでも1枚制限、レガシーでは当然禁止とまさにぶっ壊れカードの王者です。
『From the Vault:Relics』に収録されたこと、使用できる環境が極端に少ないことから一時期は3ドル前後で取引されていましたが、なんと現在海外では25ドル以上!?
この値動きはおかしいぞと思うのは当然。近々レガシーで解禁されるのでは!?みたいな噂話も挙がっているようですが、まぁ流石にそれは無さそうです。
単純に統率者需要なのかなぁ・・・とりあえず、英語版を持っている人はラッキー!(笑)
というわけで今週はここまで!
また次回お会いしましょう!!!